うまいとかヘタとかじゃなくて“必要”だったから。

ドラが今まで楽器にまったく無縁だったかというと
そうでもなくて
19~20代中頃には首にぶら下げていたんです
・・・・オカリナを。

東京でひとり暮らしてたとき
学校帰りに立ち寄った画廊の片隅で販売してたオカリナ
そんとき個展してた作家さんの手作りだったみたい。
画廊のおばさんが吹いてきかせてくれた音の素朴さと
コロンとしたフォルムのかわいさに惹かれて
即買いしちゃいました。

んで
ちくちく手縫いでケースを作って
革紐つけて※こうみえてドラは手芸得意なのです(* ̄∇ ̄*)
いつも一緒だったんだよ。

吹くのは近所の荒川の土手。
夕暮れの川辺で
昼から夜にかわっていく街並みを眺めながら
思いつくかぎりの曲を吹くのは気持ちよかった。

ひとはたくさん行き交うけど
みんな知らないひと。
誰もあたしを気にとめない。
若干のセンチメンタリズムを含んだあの解放感は独特だったな。

卒業して故郷に帰ってからも
しばらくは首からぶら下げていたけど
“社会人”が板につくにつれて
いつのまにかお蔵入りになっちゃった。


出自や肩書きなぞ関係なく
あたしはあくまでもあたしとしてそこに存在してたあの日々。
自分がナニモノなのか定まらず
不安定なあの時期だからこそ
オカリナの音色が必要だったんだと今になって思うよ。


この記事へのコメント

  • zizi

    Noaさん、Doraさん、こんちは!
    Noaさんは今頃ゲリ~ラかな

    とっても心地よい文章で、朝からさわやかな気分になれました
    オカリナ、形も音もかわいいですよね
    自分も一時期プラスチックのオカリナ持ってましたよ
    いい音だなって吹いてましたけど
    とうとう音階の出し方はわからずじまいで
    曲は吹けませんでした(笑)

    さて、明日は道の駅ライブです、ちょっと練習しなくては!
    2016年10月29日 11:49
  • Dora

    >ziziさん
    こんにちはziziさん(*´∀`)ワァイ♪
    うんうん、オカリナかわいいですよね~
    その画廊で出会ったオカリナは素焼きの焼き物で
    ほんというと最初の一個目は早々にぶつけて壊してしまったの。
    で、あわててもひとつ買ってきたんだけど、手製だからか
    ひとつひとつ音も形も微妙に違ってて。
    懐かしい思い出です。

    そうそう、今ごろNoaさん公園事務所の方に追いかけられて全力疾走してるかも(笑)
    どんなおみやげ話もって帰ってくるかたのしみです♪

    ziziさんも明日のライブ、がんばれー!
    きっと素敵な時間になりますよ♪(*´ω`*)
    2016年10月29日 14:32

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